• 着物のことエトセトラ

    着物といってふっと思い浮かんだのは、幸田文さんのことです。彼女の風貌が気になったときに見た、着物姿の著者写真がキリリとして格好よかったからです。そういえば、NHKのBSで放送されていた「週刊ブックレビュー」という番組に、幸田文さんの孫の青木奈緒さんが出演されていたときも着物姿でした。さて、ひるがえって自分のことを考えると、着物を着た記憶が七・五・三ぐらいなんです。そもそも多くの人にとって、成人式や卒業式など改まった儀式やイベントのとき以外では、着物に袖を通す機会が少ない気がします。確かに「幸田さんのように着こなしたい」のですが、洋服に慣れた身なので、着こなすのが大変なのでは?と考えてしまいがちですよね。それならば、既存のイメージをいい意味で裏切るような着物がもっとあればと夢想します。例えば、洋服の着やすさ・軽さを取り入れた着物や、高価だという固定観念を打破する着物などがもっと多く流通するようになれば、着る機会が増えるでしょうね。